インビザラインで後悔しないために

インビザラインに失敗して、「矯正をやらなきゃよかった」と後悔している人の体験談をネットで良く目にします。

「計画通りに治療が終わらなかった」「思ったほど歯並びが改善しなかった」。

後悔している理由は様々ですが、中には「矯正後に口ゴボになってしまった」というひどい失敗例も少なくないようです。口ゴボ（ゴボ口）とは、下のイラストのように口元が突き出ているように見える歯並びのこと。

このような「矯正した後に口ゴボになる」といった失敗が、なぜ起こってしまうのでしょうか？
　　　

インビザラインに限らずマウスピース矯正では、ＡＩのシステムを活用して診断と治療計画の基盤を作ります。

このＡＩは数百万という数多くの症例データをもとに治療の進め方を提案してくれますが、実は万能ではありません。

ＡＩの提案が誤っている可能性もあるため、歯科医師には適切な判断が求められます。

ところが「モニター募集」しているような経験の浅い歯科医師の中には、ＡＩの提案を鵜呑みにして治療を進める人も少なくありません。

本来なら歯科医師自身の分析や診断を組み込んだ上で治療計画を練り上げる必要があるのですが、それができていないのです。

そしてＡＩまかせで治療を進め、結果として「歯並びが整うどころか口ゴボになる」という事態となってしまうのです。